Muller Martini(ミューラー・マルティニ)

Muller Martini(ミューラー・マルティニ)はオフセット印刷とデジタル印刷の技術革新を掲げ、drupa2012・ホール14に2100平方メートルのブースで出展を行う。同社は新たなシステムと既存システムのバージョンアップを合わせた各種機器を展示する。

  • パッケージ市場向けVSOP輪転オフセット印刷機はジョブ切り替えの高速化と高品質化を実現
  • 廉価版インサートシステムにより新聞印刷、メーリングサービスの効率化を支援
  • ハードカバー製本システム:高品質フォトブック市場などに対応
  • インライン挿入機能を備えた新型中綴じ製本機:大ロットから小ロットまでのジョブに対応
  • モーションコントロール技術を利用した新型くるみ製本機:コスト削減と処理時間の短縮を実現
  • 各種デジタル印刷アプリケーションに対応した後加工システム:書籍、雑誌、カタログなどに対応

デジタル印刷システムを効率的に活用するためには後加工が重要である。こうした課題に対し、ソフトカバー、ハードカバー製本同様に、ハイブリッドシステムとしての中綴じ製本システムが提案される。

■印刷機メーカーとの協業ソリューション

同社のソリューションであるデジタル印刷向け後加工システムSigmaLiineは、ホール4のHewlett Packard(ヒューレット・パッカード)ブースおよびホール16のKBAブースでも紹介される。Hewlett Packardブースでは同社のInkjet Color Web Pressとの接続によりインラインでの書籍製本が、KBAブースでは、RotaJet 76との接続により、インラインでの折り、中綴じ製本が実演される。

■Connex:生産効率化によるコスト削減の実現

デジタル印刷ビジネスにおいては、効率化されたプロセスとデータハンドリングは、何よりも重要な要素であると考えられている。同社の各種システムをスタンドアロン型から、複雑な仕様のプロダクションラインとして利用するなど、様々な形態での利用を支援するのがConnex data and process management systemである。Connexにより、各システム間でのコミュニケーションを可能とするとともに、MIS(経営情報システム)との接続も可能となっている。JDF/JMFベースのConnexは生産ラインの効率化とともにコスト削減を実現するワークフローシステムである。

■高いメンテナンスサービスによるシステムの高寿命化

投資システムの高寿命化には、高いレベルでのメンテナンスサービスが欠かせない。drupaでは、同社の顧客がどのようにシステムを利用しているかを紹介する。

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