JP2025・印刷DX展の主催者セミナーにて、株式会社光文堂 販売推進部 部長 大橋慶三氏と当社宮本が、「生成AI×印刷業」というテーマで対談しました。
ここ数年、生成AIについては様々な情報が出ております。すでに利用されている業界、まだまだ利用に二の足を踏んでいる業界など様々です。印刷業界では、クリエーティブ分野などでの利用可能性について期待がなされていますが、課題面での議論が中心であり、まだまだ前向きな利用には至っていないのが現状です。

今回のセミナーでは、まず生成AIによる音楽を流しながら、生成AIとAIとの違いなど、少し技術的なお話をさせていただきました。その後、大橋さんが今年の光文堂新春機材展(Print Doors 2025)のポスターに利用した、生成AIを用いたイラストを題材に、実際に生成AIを使う場合のポイントや、著作権面などで考えられるリスクとその対処方法などについても議論しました。

なかなか印刷ビジネスでは身近なツールになっていない生成AIですが、技術はかなりのスピードで進んでいます。リスク面を中心として利用しない・できないことを議論するのではなく、まずは使ってみて、得られるメリットと課題を整理していくことが大切なのではないでしょうか。