11日間の日程で開催中のdrupa2024も中日を過ぎて折り返しになりました。
出展内容は後日ご報告させていただくとして、会場の様子と気づいた点など写真とともにお送りできればと思います。
朝の会場までの様子は例年通りですね。写真はデュッセルドルフ中央駅のUBarnのホームですが、次に到着する列車がメッセ行きで2分後に到着すると電光表示されています。
発車時間よりも到着までの時間が表示されると、時計を見なくてもよいので、なかなか合理的です。
メッセのお昼事情については、レストランもありますが、多くの方が屋外でビールとホットドッグやハンバーガーを食べて、またホールへと戻っていきます。私も一通り見て回るのに、約4日間を要しましたが、そのくらい会場が広いのです。
さて、今回のdrupaでちょっと気になったことがあります。
一つは会場内(ホール内)に空きスペースがあることです。drupaは例年、出展エリア以上に世界中から出展申し込みがあり、大量にキャンセルを待つ出展社がいましたが、どうも様子が違うようです。
このあたりは、印刷市場の縮小に伴うものとみることができるのはないでしょうか。
同じように気になるのが、屋外広告が激減していることですね。
特に8a、8bホールなどはデジタルホールと呼ばれ、毎回出展社がホールの外壁に巨大な広告を掲示するのが一般的でしたが、今回はほとんど見られず寂しい感じです。2012年や2016年のdrupaの写真がある方は、是非過去の様子と比較してみてください。
先日、6月1日に、デュッセルドルフ市による、Japan Dayというイベントがありました。
デュッセルドルフには日本人街があるほど日本と密接な関係にあり、広く日本の文化に触れるためのお祭りになっています。当日は60万人以上の方が来場し、ライン川に花火が打ちあがります。一度は訪れてみたいイベントですが、夕方の駅の様子を見ると、その混雑具合には恐怖すら覚えます。
当日の中央駅構内の通路と屋外の様子です。これでもまだ祭りが始まる前なんですね。
露店では数多くのアニメグッズが売られ、コスプレイヤーと呼ばれるのかどうかはわかりませんが、様々なキャラクターに扮した現地の方が押し寄せていました。
どういった形であれ、日本と友好な関係を築けるのは良いことですね。
それではまた。