まちなか販促発見Vol.131 誰のための何のお店かわからない
商店街を歩いていて、とあるお店に入りました。
お店の中にはたくさんのエプロンがあちこちに
ディスプレイされているお店。
「ここはエプロンのお店なんですね。」
とオーナーさんらしき人に話しかけてみると
「は?うちは人形を売ってる店だよ
外にも看板出てるでしょ!」
・・・・えーーーーーーー!?
棚にも壁にもエプロンしか無いのです。
ここがどうして人形?!
と、外に出て看板を見てみると確かに
人形の〇〇と書いてあります。
店頭の商品ばかり見ていたので、
気づきもしませんでした。
でも、どこをどう見てもエプロンなんだけど、、、
と周囲を見渡してみるとなんと、吊り下げられている
エプロンとエプロンの隙間から、
日本人形のケースがちらちら見え隠れしているではないですか。
こ、こわい…(笑)
なんだかゆっくり見る気にもなれず、すぐに出てしまいました。
もうそれはそれは不思議なお店で、この感じ伝えたい。。。
写真が無いので、図説するためにiPadで描いてみました。
(今朝御覧になった方は分かると思いますが、
あまりにイラストがつたなすぎたので書き直しました(笑)!
どっちにしてもつたないけど!(;’∀’))
入口から見ると全く人形が見えないのです。
なぞ。。。。
何が原因?
店主の女性は、なんでわからないの?
という顔でしたが、
どう考えても何屋さんか分かりません。
でももしかしたらあえて、エプロンで
お客様を店内に呼び込んで、
実は人形売ってるのよ、と伝えるのが
このお店の商法なのでしょうか。
こんなに隠している人形をどうやって売っているか
とても気になります。
(聞けなかった。。。)
日本人形の魅力もまったく出ていない、、
あんなエプロンの隙間から覗いている
日本人形の顔を見ても、こわいだけです(T_T)
みなさんは、
「お客様が来ないなぁ」
と思うとき、まずは何をしますか?
集客のためにチラシをまいたり、
SNSで広告を打ったり、と
何かしら広報活動をすると思います。
でも、その前にまずは自分たちが
「何屋さんなのか」
を考えてみてください。
『なんでもやります』
は、まず目に止まらない。
お客様は、ピンポイントで、自分の要望を満たすお店を
探しています。
もちろんWEBもそうです。
検索してたどり着いて、
初めて見る最初の画面、「ファーストビュー」
ここで、印象が決まります。
ファーストビューに、エプロンと日本人形が並んでいたら、
なんだ、この店ってなりますよね(;^_^A
もし、集客に悩んでいたら、
ターゲットに合わせて、
来てほしいお客様に対して
「自分たちは何ができるお店なのか」
イメージやキャッチコピーがぶれていないか
改めて見直してみてはいかがでしょうか。